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奥多摩・ミズナラの巨木と金袋山ハイク
アウトドアの仲間3人で奥多摩まで巨樹探索を兼ねたハイキングに出かけてきた。
東京都の最奥である日原鍾乳洞に車を止めて、いきなり斜度45℃以上もあろうかという鍾乳洞西側の絶壁燕岩の脇の急斜面を一気に登る。
ハァハァ…、このところの運動不足の脚にはキツイ。。 大汗とアキレス腱の伸びに悶絶しながらまずは高度差300mほどの急登を制す。
後半は日差しの明るい尾根筋の道を歩く。広葉樹の枯葉が落ちきった道をシャクシャクと音を立てて歩きながら、汗を乾かしていく適度な涼しさと、冬枯れの木々のむこうに広がる青空が本当に気持ちいい。これこそ冬の低山歩きの喜びだなぁと満悦の思いに浸る。

ほどなくすると日当たりの良い尾根脇のひらけた場所に大きな 「ミズナラの巨木」 をみつけてたどりつく。樹齢は300~500年といったところだろうか、斜めに大きく傾いたその姿は恐竜のティラノサウルスを思わせる堂々とした“森の盟主”だ。
まだ時間も早かったためその先の金袋山まで往復してくることにして、帰路にまたこの巨木の横で昼ゴハンにすることにした。
今回の昼ゴハンのメニューは寒さを想定して 「うどん」。数日前からメールで食事の準備を頼まれていたため、汁は1.5Lのペットボトルに仕込んでおいたのだ(笑)
レシピはそれなりに工夫したのだが、味はともあれ野山で食えば何でも美味いのであるw

今回は山の友達と巨樹がなければ本当に名前すら知ることもなかったはずの奥多摩の低山だったが、ほのぼのとした静かな山歩きを本当の意味で満喫できた。マニアックな奥多摩探索に身を置いているsizukuさんにまずは感謝である^^
そしてこんな低山でもGPSと機能ギアを駆使して、決して山をナメないkanさんの真摯な姿勢にも勉強させられる山歩きであった。(ブログ≫
もともと単独の山歩きが好きな3人だから感性、思惑、歩き方はたぶんみんなバラバラ。それでもみんな山を歩く時間と空気が好き、そんないい雰囲気を感じましたよ。
奥多摩・ミズナラの巨木と金袋山ハイク_f0128018_2330931.jpg


追伸ですが、この時期のウェアのレイヤードは本当に大変。強風や早朝の激寒を想定してゴアやダウンなどのシェルも必要だし、今回みたいに小春日和みたいな上りではロングTで充分だったりと、上り下り、休憩、防寒などそれぞれのシーンでとにかくウェアを幅広く使わないといけないのだ。







 
by mm_500 | 2007-11-26 23:43 | アウトドア
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