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帯広名物 「十勝豚丼」
実際に北海道の帯広で食べたことはないのだが、「豚丼」が十勝の名物として有名なのは以前から知っていた。
世間では吉野家が牛丼の代わりに汁で煮込んだ豚丼を販売してその名がポピュラーになったのは記憶に新しいが、実はこの食べ物の本当の姿はそんな適当なもんじゃないのである。発祥は開拓のために本州から渡った人達がスタミナをつけたくて鰻丼を食べたかったのだが、北海道では鰻が取れないため地場の豚肉を使って鰻のタレで食べ始めたのがルーツなのだそうだ。

ということで今日、ネットでいろいろ調べて青空の下で 「豚丼」 を作ってみた。
残念ながら十勝豚を手に入れることはできなかったのだが、近いモノが食べられてかなり満足だったので紹介してみる。
①タレの仕込み : しょうゆ200cc、みりん200cc、酒70cc、砂糖150gを鍋でとろみがつくまで煮てできあがり。
②米を炊く。
③豚肉は1cmぐらいのやや厚いロースかバラ肉を炭火で軽く焼き、①のタレにくぐらせて火が通るまで焼く。※うなぎ同様に炭の香ばしさが必要なため、炭焼きが条件である!
④タレをごはんにかけ、焼きあがった豚をさらにタレにくぐらせてのせる。
⑤白髪ネギをのせて完成。
帯広名物 「十勝豚丼」_f0128018_01631100.jpg

炭焼きは面倒くさいけれど、帯広豚丼のこだわりはそこがポイントだそうです。
今日のはお米を鍋とバーナーで作ったため、軽くおこげになってしまったけど充分美味いので成功としました。笑

帯広名物 「十勝豚丼」_f0128018_0324561.jpgそもそものきっかけは、「豚丼」が気になってネットで探してみたら東京でも何軒か本物っぽい豚丼の店があったので、御徒町にある「豚っく(ぶたっく)」という店に出向いてみたのである。毎日直送されているという十勝豚のロースと豚バラのMIXを炭火で焼き、タレが染みたゴハンに盛り付けて並で1,100円、なかなかいいお値段。
十勝豚丼のこだわりは炭火で焼いてその香ばしさにあるんだと書いてあり、やはり鰻の蒲焼に相通ずるところがあるみたいだ。
簡単でヘルシーが売りの料理なので、よかったらベランダか庭で炭をおこして挑戦してみて下さい。
by mm_500 | 2007-10-29 00:34 | 料理・食べもの
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