白馬村の北東の山間に佇む山村集落 「青鬼」
集落のほとんどの建物が歴史的価値の高い伝統的建造物群保存地区に指定されており、その風格風貌も圧巻。 また、棚田と集落が隣接しているという点でも全国的には珍しいとされている。
集落のひとつひとつ、どこにカメラを向けても絵になる。
古木戸を開けてみると、昔話か物語に飛び込んだような光景に癒される。
白馬村一帯には今でもこのような古い家屋が点在するが、多くはスキー宿に改修されたり、開発によって壊されてしまったため、青鬼集落のように当時のままの姿で現存する集落は貴重な文化財産。
願わくば、伝建指定を機にトタンをはずして旧来の茅葺屋根を再現してみたらどれだけ美しいのだろう・・ と思わざるを得ないのである。