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そばと海と (前編)
本日定休日。
店の壁の補修とか、第ニ駐車場の案内看板とか、店の隣の駐車スペースの枠線を書いたりだとか、実はやること山積みだったんだけど、なんだか精神的な余裕を求めたかったから 「今日は店のことを考えるのは一切やめて、好きなことをしよう」 と逃避行を決め込んだ(笑)
行先は信州の戸隠と新潟の海。理由は追い追いと。

上信越道で割引がきかない平日料金をしっかり払って野尻湖にほど近い信濃町ICへ。ホントなんで割引は土日だけのなんでしょうね…? 平日しか休めない人も大勢いるというのに、同じ税金を払っていながら不公平だろ… と首をかしげてしまう。。
向かった先は小林一茶の生家のそばにある、信州信濃町の 「柏原物産館」という場所。ここは遡ること十数年前だからまだ27歳ぐらいの頃、親友や仲間達と戸隠までキャンプに行った時にこの物産館に寄って確か400円ほどの値段で山菜蕎麦を食べたのだ。
おれはその時はまだ蕎麦の美味しさとか全くわかってなくて、ただ単に腹ごしらえに寄っただけだったんだけど、でもその時の美味しさと安さのインパクトがすごく印象に残っててね。そしたらつい先日、その親友が 「あの寄り道した時の蕎麦の味が忘れられなくてね~」 なんて同じ事をずっと思ってたみたいで、だから次の休みに信州まで出かけてあの蕎麦を食べてこようと思い立った訳なのだ。

ところが近くに道の駅ができたのもあってか、残念ながら数年前に閉館してしまったようだ。。
そばと海と (前編)_f0128018_002851.jpg

仕方なくその蕎麦のことを色々調べてみると、その物産館で売っていた蕎麦は 「霧下そば」 と言って、蕎麦の一大産地でもある戸隠一帯で栽培されており、ほとんどの店が使っているようだ。
そばと海と (前編)_f0128018_011468.jpg

立ち寄ったのは、この物産館からも近い 「手打ちそば工房 若月」 という店。時間がずれていたのもあって空いていたが、普段は行列ができる蕎麦屋さんらしい。
そしてもう1軒は戸隠中社の門前にある 「山口屋」 をいう店。こちらも何人かが並んでいたが、どうも観光地っぽい店で値段も高かった。
自分的の中では “蕎麦といえば戸隠” という代名詞が出来あがっており、うる覚えながらも当時に食べたその物産館の蕎麦と、戸隠中社門前にある 「うずら屋」 という店の味が昔から基準になっている感じだからである。ちなみに戸隠そばには、自家製の漬物が付く、薬味に戸隠大根という辛味大根が付く、海苔は付かないなどの決まり事があるそうだ。
そばと海と (前編)_f0128018_014971.jpg

眠くなってきたので、続編の新潟の海の話はまた明日にでも。。
by mm_500 | 2010-09-02 00:02 | 料理・食べもの
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