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サカエヤ ミルクホール(神田)
神田のちょっとした名所というか風景をひとつ紹介しておきましょう。
その名も 「サカエヤ ミルクホール」。 神田の路地裏に戦前の古い建物と一緒に佇んでます。
ミルクホールという名前の歴史を遡ってみると、大正末期~昭和初期に庶民や学生にミルクやフルーツ、軽食を出していた簡易飲食店を呼ぶとのこと。このあと、コーヒー・紅茶などを中心に芸術性と一緒に流行ったのが “喫茶店” ということなので、喫茶(カフェ)のルーツとなる店ということですね。
今でこそこの 「サカエヤ ミルクホール」 はカレーとラーメンが有名な店となってますが、当時の繁盛ぶりってきっとすごかったのでしょうね。 何よりも戦時中の1945年創業から70~80年間も同じ建物で、そして同じ店名と看板で軽飲食業をやってきているという心意気がすごいじゃないですか。 おなじ飲食業としてまずはその根の張りかたとお客様からの愛され方に敬礼ものです。
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ラーメンは下町で味わう典型的な 「東京ラーメン」 です。 一緒に行った後輩が頼んでいたのは塩と野菜がたっぷりな 「たんめん」 でしたけど、どちらもこの店の看板メニューみたいですね♪
でもホントこういう 「サカエヤ」 みたいな文化財的な店はね、美味い不味いは二の次なんだと思ってます。 雰囲気として当時の味と雰囲気を楽しめることが一番重要なわけですよ^^ 五感を研ぎ澄ますと、ガラガラという擂りガラスの引き戸の音や、木造建物ならではの 「古くさい木の香り」など、そんな古めかしさを料理と一緒に味わえるなんて最高じゃないですか^ もちろんラーメンも美味しいので、神田に来てひと時の昭和へのタイムスリップを味わってみたら^^
by mm_500 | 2009-04-15 22:29 | 料理・食べもの
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