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少林山七草大祭だるま市
実に20年ぶり(ぐらい)に少林山だるま市へと足を伸ばしてみました。
高崎市民として毎年毎年気にはかけているんですけど、人混みと寒さが苦手でどうしても二の足を踏んでたんですよね・・
私たちは混雑を避けて24時ぐらいに出かけましたが、20~21時前後は人混みもピークとなりこの石段が人で埋め尽くされます。
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だるま市の活況も見ものですが、100軒を越える色とりどりの屋台の光景も壮観です。
そして顔見知りの方々もちらほらと。

寒ささえ我慢できれば、楽しい我が街の風物詩イベント。
せっかく商売繁盛のだるまを買ったので、これを機に毎年出かけてみようかという気になりました。
# by mm_500 | 2014-01-16 00:35 | 日記ブログ
冬の赤城山(荒山~鍋割山)
ブログ再開します。
とはいえ、なかなか頻繁には綴れないと思いますけど・・

年末年始の多忙がひと段落したので、アイゼンと冬山装備を用意して赤城山を歩いてきた。
スタッドレスをつけていないので富士見温泉から赤城山ビジターセンター行きのバスを利用、小沼を経由して荒山~荒山高原~鍋割山~青年の家・鍋割登山口~富士見温泉という登山というより「下山」みたいなお気軽コース(のはずだった・・・)

富士見温泉からは8:10が始発、これに間に合わないと3時間後なので注意。ちなみに土日は9:10。
事前に帰りの足として鍋割登山口にMTBをデポしておく。
小沼からは冬季閉鎖のため雪に埋もれた車道をトレースに沿って歩く。スノーシューやクロカン、中にはMTBのタイヤ痕まであって面白い。
軽井沢峠から荒山へは目印もなくトレースが心細くて不安になったが、夏道はMTBで何度か来ているので地形図と等高線を見ながらどうにか東屋のある分岐まで出られた。ここから南尾根を経て荒山へはトレースもしっかりしているので30分の登りを耐えるだけ。
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荒山~鍋割への稜線は今回のトレッキングのハイライト、白いトレイルの向こうに前橋・高崎の街を眺めながら空中散歩をするはずだった。
しかし、、快晴だった天気も北からゴーゴーと音を立てて風が強まり、やがて吹雪になっていった。。
じっとしていると寒いので一気に鍋割山まで駆け下りることにする。
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鍋割山からの展望もおあずけ、、「はずだった・・」が並びすぎて空しい。
そして最後の「はずだった・・」は、下山基調のお気楽コースと思いきや、意外にもアップダウンがしんどく、とどめは鍋割山南面の急勾配で足がボロボロになったこと。
下りを完全にナメてましたね、どうみても健脚者コースです。

登山口からは青年の家まで2.2kmのオフロードをMTBで下れるので、山歩きとMTBを一石二鳥で楽しめるのが嬉しい。
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# by mm_500 | 2014-01-08 23:49 | アウトドア
利根川源流への山旅
群馬が誇る悠久の大河、利根川。その源は、鶴舞う形をした群馬県の最北端にある 「大水上山」 の頂上直下からはじまる。
ずっと以前からこの源流域への山旅に憧れていたため、募る想いでこの山を歩いてきた。

群馬からのアプローチは八木沢ダムで遮断され、ボート、登攀、沢登りなどベテラン技術を持ってしても3~4日の行程を強いられるためまず素人には無理。 新潟県六日町からの入山となる。
とは言っても、このルートもコースタイム上では往復12時間と記載されているため、日帰りでの山行では躊躇してしまう行程である。。
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登山口は三国ダムの湖を遡った十字峡、駐車スペースまではきれいな舗装路が整備されているので快適。六日町インターからも30分ほどで着くのでアクセスは良好である。
いつも通り真夜中に着いて2~3時間の仮眠をし、登山届を書いて5時ジャストに出発。

丹後山登山口までは2.5キロ/40分ほどの車道歩き、ウォーミングアップにはちょうどいい。
登山口からはいきなりの急登、スカイツリー1.5個分 (標高差約1000m) を一気に登る。拷問に近い・・
ぶなの樹林帯を抜けて尾根上に出ると視界がバッとひらけ、クマザサに覆われた国境稜線が見えてくる。
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天候はくもり、ガスを運びながら吹いてくる群馬側からの風が冷涼でじつに気持ちよい。
登山道脇に咲くたくさんの高山植物も疲れをスッと消してくれる。
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県境の主稜線は上越国境らしいなだらかなクマザサの草原、ポツンと建つ丹後山避難小屋も広大な景色のなか牧歌的な雰囲気で佇んでいる。
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丹後山から大水上山までは分水嶺を北へ40分ほど。
左の新潟側は南魚沼の街やダムが見え、右の群馬側には残雪がたっぷり残る神々しい大自然の趣き。このコントラストというかギャップが面白い。
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大水上山の直下にある 「水源の碑」
盛夏には小さな三角雪田が残り、そこから流れる雪解け水のひとしずくが大河の一滴となるのだが時期を間違えた・・ 一面真っ白な残雪でどこが雪田なのかわからない(笑)
たぶんこの中央あたりがそう。。
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憧れていた利根源流の上越国境はこんな感じだった。

AM11:00 5時間の歩行で大水上山に到着。
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午後の天候崩れを懸念してさっさと下山開始。


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心地よい稜線歩きのあと、地獄の急斜面延々下り・・ 足にきた。
14:40に車まで下山できたが、不眠でのハイペース登山が祟ったふらふら登山であった。
それにしてもこの広い山域に登山者は自分ひとり、誰にも会わない貸し切り登山だった。

麓の温泉で汗を洗い流し、帰り道から振り返る。
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「またおいで!」 と声をかけられているようだった。



山行MEMO
:: MTBを持っていけば、登山口までの往復約1時間を短縮できる。
:: 水場は皆無と言っていいので飲料水は多めに。
:: 熊の足跡がいくつかあったので、鈴などは必携。
:: クサリ場が数か所あるが、危険個所はとくにないので初心者でも問題ありません。
:: ただ行程が長いので、あくまで避難小屋での1泊コースと考えたほうがよさそう。
# by mm_500 | 2013-07-04 01:12 | アウトドア
魁夷が描いたブルーグリーン
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奥蓼科・御射鹿池の夜明け。
静寂の池に響きわたるのは、緑とも青ともいえぬ東山魁夷の色。
今年もこの場所に来られてよかった。
ひとり静かにカメラを向けながら、私の頭の中にはピアノの音色だけが響いていた。
Believe/BluePianoMan http://www.h2.dion.ne.jp/~blupnomn/believe.htm
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# by mm_500 | 2013-06-25 00:31 | アウトドア
山上集落をめぐる展望の道
白馬村から長野市へと抜ける際に、通常だと大町街道(オリンピック道路)か鬼無里を経由する国道406を利用するのが一般的だが、その間に山岳地帯を東西に走る 「県道小川長野線(県道401号)」 という総延長33kmにもおよぶ道路がある。
地元の人達しか知らないような非常にマイナーな道路ではあるが、じつはこの道、標高700mほどの山の上を走るので北アルプスのパノラマを遠望しながら沿線に点在する山上集落や棚田を存分に楽しむことができる。
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古くはすべて茅葺だったであろう赤や青のトタン屋根。
牛馬の時代から交通に便利な谷間の街道筋ではなく、水利が乏しいながらも日あたりの良い山の上を住みかとした先人の知恵と苦労。
街に住む私達には計り知れないことだが、山上集落というのはそんな色々な背景や意味を感じながら見て歩けるのが好きなのである。

何よりも、南を向いたほとんどの家の庭先から四季折々のこんな景色が広がっているんですもの、私なら一日中飽きずに眺めていられる気がします。
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ちなみにこの道、多少のアップダウンはありますけど自転車で走ってみるのも楽しいかもしれません。


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# by mm_500 | 2013-05-26 01:33 | アウトドア