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“バランス・ストーン” これ凄い・・
ちらっと小耳にはさんだので試しに今日の山歩きでやってみたのだが、このアーティストの感覚はすごい・・
次回の山行でチャレンジしてみようと思う。
YouTubeの動画をぜひご覧あれ。

# by mm_500 | 2012-10-22 21:15 | アウトドア
秋の谷川へ 2012
東京からの同行者のリクエストにより、日帰りでダイナミックな景色をということで谷川岳を歩いてきた。
天気予報は完璧、快晴のなかロープウェイで天神尾根を歩きはじめる。
なのに・・・、山頂までもうひと息の肩ノ小屋付近からうっすらとガスが・・
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肩の小屋までは晴れていたのに、トマノ耳では新潟側から暗雲が・・・
そしてオキノ耳まで来たら風雨まで・・・
まぁ、稜線の景色を少しでも見られたからヨシとしましょうかね。

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ランチは双耳峰になぞらえて “トマのバーガー”、“オキのバーガー”
総称して 「谷川岳バーガー」 といたしましょう♪
バンズは店の近所のパン屋さんで特別に作ってもらって、去年より大幅にバージョンアップです。パテはセブンイレブンのレトルトハンバーグですが、ソースの旨さはあなどれません・・。 簡単にできてカロリーもしっかりとれるので山食の参考にぜひ!

ところで、今回みたいな天候急変の山ではレイヤリングが本当に重要。
速乾性の長TとTシャツをベースレイヤーにしたが、晴天の登りではそれでも汗がでるくらい。でも天候が変わると、フリース、アウター、場合によってはレインウェアなどこまめな着替えが必要となるので、晩秋の山行では 「もう1枚余分に持参」 を心がけたい。
ちなみに紅葉は天神平スキー場周辺 (1,500m付近) がピーク、来週末あたりには奥利根も照葉峡あたりが色づく頃でしょう。
# by mm_500 | 2012-10-17 00:57
雲上の楽園・苗場山
雑誌・ワンダーフォーゲル10月号の表紙を飾った広大な苗場山の秋に魅せられ、思い立ったように新潟へと走った。苗場山へのアプローチはいくつもの登山道が伸びているが、今回はメインルートともいえる和田小屋を起点とする祓川(はらいがわ)コースを歩くことにする。
なだらかな尾根筋のルートを2時間ほど登ると、神楽ヶ峰の向こうにどかーんと苗場山が顔を出す。
そしてここからさらに約1時間、急降下のあとに急登の道をたどると、急に視界がひらけた。
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ダケカンバの赤、草もみじのシックな薄茶、熊笹のエメラルドグリーン、池塘と空の青、そんな色に埋め尽くされたこのテーブルマウンテンは南西方向に約4kmも湿原が続く。
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ため息が出るくらい雄大な景色、色彩感である。

往路復路で約6時間、頂上では約2時間の昼食と湿原歩きをしてべ8時間の山歩き。
木道がよく整備されていて危険箇所もまったくないので秋の苗場山は初心者にもおすすめできる山です。
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# by mm_500 | 2012-10-14 00:39 | アウトドア
三者三様のスタイルで赤城山MTB
9月某日、富岡の洋菓子屋さんと軽井沢彫り職人さんとの3人で赤城山ダウンヒルを楽しんできた。3台のMTBを積み込んだワゴン、期待と不安などを和気藹々語らいながらぐいぐい坂を登る。
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スタート地点に到着してセッティング完了後、足慣らしに1kmほどのST(シングルトラック)を走ってみる。

再びスタート地点で再調整・休憩をして、いよいよ本コースへと突入!
ずっとルイガノのリジット (Fサス) で慣れてきた私は、今回TREKのWサスバイクでエントリー。
リジットはサドルに伝わる振動がダイレクトで大きいためひたすら尻をあげているが、ダブルサスバイクは極端な話座りながらライディングしていける印象。どちらも長所と短所を持ち合わせているけど、突進感や疾走感という点でいったらリジットフレームのほうがワイルドで楽しいのかも。
ちなみに29インチのGIANTの新車でエントリーしたHさんの未知なるバイクを途中で試乗させていただいたが、小回りの機敏性では若干劣るものの 「なんだ~!? この安心感は・・・」 という感じだった。
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コース前半は岩の多い悪路、中盤は樹林帯の中を駆けたあと快適な尾根道。そして後半はかろうじて道筋のわかる廃道となったハイキング道を半ば藪こぎ気味に突進していく。先頭だったのでクモの巣だらけで参った~ (笑)
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休憩をまじえながら約2時間、総延長8km、標高差800mの豪快なダウンヒルを楽しんできた。
おふた方、このたびは休日を合わせていただきありがとうございました。この場を借りて御礼を。
そしてまた近いうち、三国や碓氷あたりのSTを攻めましょう♪
# by mm_500 | 2012-10-11 01:12 | アウトドア
憧れの 「要塞・劔岳」 へ。
穂高連峰を “雪と岩の殿堂”、槍ヶ岳を “北アルプスの盟主” と喩えるなら、私ならこの剱岳を 「難攻不落の要塞」 とでも呼びたい。

9月上旬、何年も前からずっと憧れ続けてきた剱岳を1泊2日で歩いてきた。

経路は信州側・大町の扇沢からトロリーバス、ケーブル、ロープウェーを乗り継いで立山の室堂へ。一気に標高2,450mまで運んでくれるのは有り難いが、なんかお金で楽を買った気分で申し訳ない気がする(笑)

初日のルートは室堂から別山乗越を経て劔沢小屋までアップダウンを繰り返す約4時間の歩行、雨こそ降られなかったがガスに巻かれての劔沢入りとなった。
本当は重たいテント一式を背負って出かけたかったのだが、山雑誌で見た小屋の名物でもある 「揚げ物料理」 に心を奪われ、天候の不具合も言い訳にしながら小屋泊まりを選んだ。。

劔沢小屋は雪崩で壊され、4年前に移転・新築されたそうで非常に清潔感のある快適な小屋だった。
夕刻、ガスが晴れて小屋前のテラスから目の前に明日登る劔岳が姿を現した。
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小屋での夜は、持参した 「岳」 の17巻と最終巻を食堂でビールを飲みながら読み通して泣いてみたり・・・。
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2日目。この日の歩行時間は長いため夜明け前の5:30に小屋をたつ。
天候は晴れのはずだったけど、ガスが濃い。
一服劔を越えてからは本格的な岩稜歩き開始、次第に天候も回復してくる。
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登山道はどんどん高度を稼ぎ、やがて国内でも第一級な急峻な核心部へと進み、鎖だらけの岩場登りとなる。
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山歩きを続けているとやがてただの登山道歩きじゃ物足りなくなり、こんなスリリングな場所がないと面白くないんだよ、、なんて言ってたものだが、この劔岳の場合はちょっとスリリングを越えているね・・。
落ちたらケガではすまない即死の世界デス・・

約3時間で頂上に立つも残念ながら雲の中、360度の展望は今回はお預けとなった。
というかむしろ、岩稜歩きは下りのほうが危ない。。 難所のカニのヨコバイなんて足先をホールドできる場所が見えない状態なので必死に鎖を握りながら足場を探して降りていく。
映画 「点の記」 が伝えるように、鎖などなかった時代には急峻すぎて誰も頂上に近づけなかったという理由がよくわかる・・・

帰路にて、剣山荘を経て御前劔をトラバースする道から劔岳を振り返る。
雲が去った劔岳が 「またチャレンジしにおいで」 とばかりにそびえ立っていた。
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いつかまた、快晴の劔岳にトライしてみたい。



欲に駆られ、概念図をまた描いてみた^^
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追伸 : 「劔岳」 への登山について
※晴天時に限っては、荷物は小屋にデポしてサブザック等の軽装でアタックすることが良いと思います。
※鎖場は手袋は使用しないほうがよい、ストックは持っていかない、カメラ等の突起物はザックへ。
※混雑時は、小屋からでさえ往復7~8時間ぐらいかかるので時間的余裕をもって。
※「無理・・」 と思ったら他人に迷惑がかかるので引き返しましょう。
※室堂までの道は意外にも長くてハードです・・、こちらもきちんと時間の読みを。


あ、オマケ。
人工物なのであまり興味なかったけど、群馬県庁よりも高度差がある壮観な黒部ダムを♪
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# by mm_500 | 2012-10-07 01:37 | アウトドア