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残雪の黒斑山へ
富岡の洋菓子店MIKADOの店主、星野さんから 「山へ行きませんか!」 とのお誘いがあったので、残雪の黒斑山(くろふやま)をチョイスして出かけてきた。
4/1(MON)天気はすこぶる快晴、八風山トンネルを抜けると青空の下に屏風絵のようなアルプスと八ヶ岳連峰が目に飛び込んできておのずとテンションあがる。
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標高1973mの高峰高原・車坂峠に車を停め、アイゼンはひとまず装着しないで登行開始。
黒斑山までは標高差430m、歩行方道120分のお気軽ルート。登山道も尾根筋の明るい道で、ところどころでアルプスや八ヶ岳の絶景が眺められるので初心者におすすめしたい登山コース。
途中から雪の量と歩きやすさを考えてアイゼンをつける。
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槍ヶ鞘の避難小屋を過ぎると、このコースのハイライトでもある浅間山の豪快な山肌がドカーンと顔を出す。

圧倒的な存在感とその無骨さに畏怖してしまう浅間山は、この残雪の白筋が入っているこの時期がいちばんきれいに見えるのかも。そんなふうに思う。
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断崖絶壁のトーミの頭から、外輪山の稜線を20分ほど歩くと2404mの黒斑山山頂にたどりつく。
昼食は絶景を270度見渡せるトーミまで戻り、インスタントラーメンをすする。
ここで店の常連様でもある美容室オーナーとも遭遇。3人で山談義、下界談義に花を咲かせたら下山の支度を。bohz japanオーナーはこのあと蛇骨岳まで往復された。タフである^^

稜線の途中では迷い犬に遭遇。最初は警戒していたが、やがて2人+犬のパーティーのごとく同じスピードで一緒に山を下る。途中で犬はどこかへ消えてしまったが、星野さんは本気で連れて帰って飼いたかったご様子、最後まで犬がいる方向へ目をやり口笛を吹いていたのが印象的。
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群馬の平野部では桜が満開となったが、信州はまだまだ 「春は名のみの・・」 の三寒四温。山スイッチがようやく入ったので残雪の山旅を4月中にもう何度か考えてみようか♪
そして日頃の繁忙仕事を忘れて、気の合う商売仲間と歩く山もいいなと感じた快晴の春山歩きだった。
by mm_500 | 2013-04-05 00:35 | アウトドア
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